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『小学校受験をしなくても、目を見て話すことは基本です!』

2022/04/19(火)
人と人が話す時、
「目を合わせること」は当たり前ですね。
でも、これができない幼児は多いです。
なぜなら、周りの人が目を見てお子様に話しかけていないから、
または、目を見ることを教えていないからです。
そして、お子様だけではなく、大人でも「目を見ない」人が少なくありません

結論を先に言いますと
「お母様がお子様の目を見て話しましょう!」
ということです。

先ずは、ご自身のことを考えてみましょう。
お子様には「ちゃんと先生の目を見てお話しなさい!」と注意しているお母様が、私と話す時に目を見ていない方が、結構いらっしゃいます。初対面で、恥ずかしいのかな?とも思いますが、そこは大人ですから、礼儀として、きちんとされることをお勧めします。

目を見ずに話すと、相手にどのような印象を与えてしまうでしょうか?
・後ろめたいことがある
・自信がない
・興味・関心がない
・必要最低限の会話しかしたくない
・プライドが高い
ざっと上げて、人と話している時に、目を合わせないと、
無意識にこんな風に感じさせてしまいます。

そして、意外と多いのは最後にあげた「プライドが高い」ではないかと、最近、特に思うようになりました。
と言いますのも、高学歴で、お仕事もバリバリされている方、
たぶん小さい時から勉強が良くでき、優等生タイプだったお母様に、そういう方が多いと感じるからです。(あくまでも私のみの意見です)

そういうお母様がお子様について相談してくることは
「いくら教えても、できない」
「なんでこんなことができないのか、意味が分からない」
というお悩みなのです。

きっと、今までそれほど大きな挫折をせずに、上手く人生を歩んできたのかな?と思います。(羨ましいです)
なのに、今現在、お子様のコントロールができないことが、自分の落ち度のようにイライラするのだろうと感じます。その上「我が子ができない」ということを認めたくないという気持ちが強いのでしょう。
「できない」というのは、お母様の勝手な尺度であり、ただの思い込みに過ぎないのですけど。

いくら我が子でも、違う人間なのです。
もちろん、お父様の遺伝子も入っていますしね(笑)。
自分のようにお勉強ができなくても、
お母様が不得手なお話作りは上手かもしれないし、
ダンスが得意かも知れないのです。
そこを見つけて認めることや、褒めてあげることが、様々なことで成長するきっかけになるのですが、「それは受験に関係ない」と排除し、見てあげることができていません。

また、「超」が付くほど真面目なので、目の前の狭い道しか見えていません。
結果、最後の最後、お受験の直前まで、お子様をやり込めてしまうことが多いのです。

そういうお母様には、側で「大丈夫、大丈夫」と手綱を緩めてあげたり、
「我が子でも、あなたとは違うのよ」と常に助言し、教えてあげる人が必要です。
例えば、お父様やおばあ様などの援助があり、落ち着かれることによって、お母様自身が徐々に人の目を見て話せるようになってきたりします。
すると自動的にお子様も目を合わせて話すことができるようになります。

いつも申しておりますが、幼児にとってはお母様から認められることが一番のご褒美なのです。ですから、「お母様が自分を見て話してくれた」と思えば、心地よさを感じることができ、もっと目を見てお話したくなること間違いなしなのです。

なので
「目を見て」話すお子様にしたかったら、お母様がお子様の目を見て話してください!ってことです。