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「要注意・・・母の焦り」

2023/10/18(水)
 年長の学年の方々、いよいよですね。神奈川のお試験も始まりましたし、東京の本番も2週間後に迫ってきました。なんとなく、何をしていても何も手につかないような気忙しい感覚ですよね。私も、毎年毎年そのような気持ちで10月後半を過ごしています。

 でも、こんな時だからこそ「お母様、心を穏やかにしましょう」と、敢えて言わせて頂きます。無理を承知なのですが、自分自身に「大丈夫」「落ち着いて」と言い聞かせるだけでも、違いますからね。

 なぜ、ちょっと無理なアドバイスをするかと言えば、お母様の焦りが、最終的にはお子様に影響を及ぼすからです。幼児と母親の繋がりは、深いですからね。
この1年、お子様はたくさんの経験を経て、大きく成長し精神的にも頼もしくなったことでしょう。でもやっぱりこの世に生まれてから、まだ5年、6年しか経っていない子どもなのです。お母様の気分を「自分のことのように察知し連動してしまう」という作用が強いことを忘れないで下さい。

お母様が不安になれば、お子様も不安になり、お母様が焦れば、お子様もイライラします。厄介なのは、お母様はどうして自分がそのような状態になっているか、理解していますが、お子様は「なんだかわからないけど不安」「どうしてかはわからないけどイライラする」というように、原因不明の心配を抱えることになるのです。これって、一番かわいそうなことですよね。

 本番の5日前くらいから体調を崩し(発熱・嘔吐・下痢・咳、または覇気がない)長引いてしまうことは、少なくありません。また、薬を服用したことによって、ぼーっとしてしまい、普段では考えられないケガをしたり、事故に遭うというハプニングも、毎年耳にします。

 今年は特に、早くから流行しているインフルエンザ、そして同時に流行っているコロナ、その他の感染症も、とにかく多いです。なので、とにかく「健康でいること」を最重要課題にしてお過ごしください。マスクの着用や、帰宅時の手洗いうがい、適度な運動を取り入れ、夜はぐっすり眠れるようにしてあげましょう。

 もちろん、これはお母様も同じです。穏やかな心を作るのは、健康な身体からです
どうか、お子様と楽しい時間を共有し、気忙しく落ち着かない気持ちを吹っ飛ばして下さいね。

今まで、もう充分にやってきましたから、大丈夫です!
あとは、力を発揮できる環境を整えて、ご機嫌良く本番を迎えるだけです。