こんにちは いつもありがとうございます。
今年は、まだ7月だというのに、猛暑が始まっています。体調を崩されているお子さんが多くみられますので、しっかり水分を取り、休息を十分にして下さい。なんたって、夏はこれからです!
さて、夏休みが近い今回は、子育ての基本を再確認しておくことをお勧めします。お子様と一緒の時間が多くなると、毎日怒ってばかりの日々になりそうですからね(笑)。ちょっとだけ意識して、心の準備をすることで、有意義な夏休みを過ごすことができるでしょう。
1.子育ての基本 たった一つの大事なこと
2.ポイントはバランス
3.動は思いっきり、静はご一緒に
という流れでお話をします
では先ず、子育ての基本「たった一つの大事なこと」です。結論から言いますと、子育ての基本は「お子様をよく観察すること」です。ただ、それだけ・・・全ての始まりは、そこです。
しかしながら、その「ただ」が、お母様にとって最大に難しいことでもあります。黙ってじっくり観ることや、手を出さずに観守ることができないからです。
特に、夏休みでお子さんが一緒にいる時間が長いと、お子さんの様子が「見えている」時間がたっぷりあります。ここでは、敢えて「見えている」と言いました。「観ている」ではなく「見えている」です。更に、幼児教室の夏期講習などに参加すると「お友達と比較して見る」という最悪な見方になってしまいます。
これでは、せっかくの夏休みが台無しですね。
この機会に、お子様のことを「深く知る」「よく理解する」という意識を持って、じっくりと観察して下さい。必ず、新しい発見や、成長を感じられる点が見つかるはずです。
ポイントは、バランス
とは言っても、お子様が夏休みでも、お母様に休みはありません。むしろ、お子様が家にいる分、いつもよりも忙しいですよね。そんな中で、じっくり観察・・・なんて優雅な時間はありません。
四六時中お子様に付きっきりで観察するのは不可能ですから、次の2点だけを意識してみましょう。
1つ目、「はやく」「もう」「いい加減にして」の言葉を、一旦飲み込むこと
この3つの言葉は、「お母様がつい言ってしまう言葉のベスト5」に入っています。お母様のイライラが伝わる言葉ですね。これを飲み込むことで、ほんの少し、お子様を待ってあげられる時間が増えます。
2つ目、あえて見ない時間(お子様に任せる時間)を作ること
もう既にできていることに対しては、お子様に任せるようにしましょう。その場合、側でみていると余計なことを言ってしまいたくなりますし、お子様の自立心を養うチャンスも奪われます。
しっかり観る時と、あえて観ない時のバランスがポイントです。
動は思いっきり、静はご一緒に
夏は子ども達が思いっきり身体を動かして、新しいことに挑戦して、飛躍的に成長する時期です。ですから、「やりたい」という気持ちを、「まだ早い」とか「危ないから」という理由で諦めさせるのではなく、今のお子さんよりもワンランク上の経験をさせてあげることを考えましょう。もちろん、危険の度合いは大人が判断して下さい。この場合、「目は掛けるけれど、手は掛けない」という姿勢が大事です。
子ども達が最も活動的な夏だからこそ、充分な休息が必要です。子どもは興奮すると、エネルギーが無くなっていることに気付かないことが多々ありますので、ダウンする前に休ませるようにしましょう。
静かに本を読む時間、お昼寝をする時間を、毎日のスケジュールに入れることをお勧めします。その時は、親子の時間として、共に過ごして下さい。
夏休みに入る前に、1日のスケジュールを立てておくと良いです。生活のリズムが崩れてしまうと、夏休み明けに戻すのが難しくなりますからね。
【お知らせ】
行動観察専門教室ensemble
年中夏期講習
日時 7/28(金)11:00~12:00
場所 光圓寺(日比谷線神谷町駅5分)
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