東京の小学校受験本番まで 半年を切りました。東京よりも早い、夏以降 直ぐにお試験の本番を迎える学校もありますので、4ヶ月後のご家庭もありますね。
学校説明会も、コロナ前の状況に戻り、実際に学校に訪れて説明を聞いたり、体験授業に参加できるようになっています。徐々に、ご両親が緊張感を持つ時期になりました。
そのような状況の中、ご両親の焦る気持ちが、お子様に諸に影響し、知らず知らずのうちに「負のループ」に陥るのも、この時期でもあります。一旦、深呼吸をしてから、お子様と向き合って下さいね。
そして、こんな時だからこそ、お子様と共に小さな喜びをたくさん味わうことができる「ことだま(言霊)」について書こうと思います。
私ごとですが、毎朝は日の出よりも早くに起きて(←飼い猫に起こされるだけですけど)、ご来光を拝むことが日課となっています。朝一番に外の空気を吸うのは、とても良い気分です。たとえ雨が降っていたとしても、とりあえずベランダに出ます。お散歩やジョギングに行く習慣ができているご家庭も多いかと思いますが、朝陽を浴びることは、睡眠の質を向上させると言われていますので、(曇りでも雨でも効果は変わらないそうです)是非、実行してみて下さい。そして、お子様には「気持ちがいいね~」と声を掛けましょう。もちろん、ご自分にも。
因みに私は「お日様おはよう~!」と言い、プラス自分の名前を言いながら、20回高くジャンプします。
これは、瞑想の本で読んだエネルギーをチャージする「やる気を出す方法」なのですが、私には効果があるみたいです。特に自分の名前をいう所がポイントです。名前にも「ことだま」が宿っていると考えられていますね。名前には、名付けた方が一生懸命考えてくれた深い意味が込められているからです。この機会に、お子様に名前の由来を教えて差し上げるのも良いでしょう。
更に「六方拝」(東西南北天地の六方に感謝)で「ありがとうございます」とご挨拶をします。「ことだま」の中でも「ありがとう」という言葉のエネルギーは、最も強いと言われています。この言葉をたくさんいうことで、自他共に幸せを引き寄せます。
子ども達と暮らす中で、お子様も使える「素敵な言葉」をたくさん言うように、また自然に口から出るように声掛けをしていくと良いです。心で言うだけでなく、口に出して言うことがポイントです。
例えば、お食事やおやつの時間には、「美味しいね」の言葉を言うことや、お風呂に入って「気持ちいいね」、遊んでいる時に「楽しいね」「面白いね」、良いことがあった時に「嬉しいね」等々。良い言葉をたくさんたくさん言葉に出して、耳からも入れて行きましょう。
それとは逆に「つまらない」「できない」「ダメ」「やめて」など、ネガティブな言葉を、極力言わないように気を付けて下さいね。お母様の「口癖(普段、お子様に掛けている言葉)を3つ挙げて下さい」とのアンケートを取ると、2つはネガティブな言葉であることが多いらしいですよ。
そしてお子様に一番言って欲しい言葉は、先にも上げた「ありがとう」です。何もしてくれなくても「ありがとう」です。ここに居てくれることに「ありがとう」、私の元に生まれて来てくれたことに「ありがとう」、毎日、何回でも言ってあげることで「ありがとう」のエネルギーがお子様に届きます。お母様も同時に幸せな気分に包まれ、日常のストレスを軽減してくれることでしょう。