4月が始まり、いよいよ新学期です。
大人になり「新入生」でも「新入社員」でもないのに、やっぱりこの時期はソワソワしますね。
私の場合、幼児教室の方は11月始まりなのですが、保育園は新年度で、新しい園児さんを迎えましたので、緊張感Maxです。
さて、経験が浅い子ども達にとっては、4月に関わらず「初めての挑戦」が、日常茶飯事です。
この数えきれない程の「はじめの一歩」は、一つひとつが本当に重要になります。その時の状況で「好き」or「嫌い」が決まってしまうことも少なくないからです。
ご自分を振り返っても そういう記憶ってありませんか?最初に「嫌だな」という印象を持ってしまうと、払拭するまでに長~い時間が掛かってしまうこともあります。
なので「はじめの一歩」を教える大人は、責任重大!なのです。
最近、これに気付いたのは、猫の爪切りをしていた時です。
月に2回程度、爪切りをするのですが、基本的に猫は爪を切られるのが嫌いです。うちの子は、生まれた時から家猫ですが「爪切りしましょう」と言うだけで逃げます。(本能ですかね)
今まで、爪切りに失敗したことは無いのですが、それでも、眼鏡を持ち、爪切りのケースを開けただけで、どこかに隠れます💦
だからこそ、尚更 失敗は許されません!
一度でも、痛い思いをさせてしまったら、2度と爪を切らせてはくれないだろう・・・と思うからです。毎回、慎重に慎重に、猫の気分も考慮に入れて、タイミングをはかり、実行しています。
先日、猫の爪を切りながら、ふっと
こういうことって、子ども達にも同じことが言えるなぁ~と思いました。
新しい挑戦をする子ども達は、それが楽しいか、つまらないか、面白いか、簡単か、難しいか、どうってことないか・・・何も知らない状態で、勇気を持って挑みます。
その時いかに、楽しい!・面白い!・嬉しい!・簡単!・最高!に持って行けるかは、与える大人の力量に掛かっています。
もっと慎重に、準備万端に、工夫して、子ども達の笑顔をイメージして、「はじめの一歩」を踏み出させてあげたいと思いました。ちゃんと、丁寧にできているかしら?(今回は、わたし自身へのメッセージになってしまいました💦)
大人には、日常の他愛のないことでも、子どもにとっては初めてのドキドキワクワクすることかも知れません。
そんな風に意識して「はじめの一歩」の第一印象が、ポジティブな記憶となるように、丁寧に準備して差し上げましょう。