今日は「ひな祭り」ですね!
さぁ、女の子ばかりでなく、ご自身(お母様)の為にひな祭りに参加して下さい。。
ひな祭りのルーツについては、日本各地にいろいろなお話が伝わっています。子ども達もきっと 園での本や紙芝居の読み聞かせで、様々なお話に触れているでしょう。
元々は、女の子の節句ではなく、子どもの無病息災を祈って行っていた行事であることが多いです。現在は、結婚式をイメージしたお雛様を飾って、女の子の幸せな成長を願う行事の意味合いが大きいです。
では、ひな祭りにどのような準備をしたらよいかを みて行きましょう。
「ちらし寿司」・・・毎年、お子さんと一緒に作るご家庭が多いです。特に女子校を目指している方は、季節の行事として、印象に残すべく、行っているようですよ。
お節料理と同じように、海老や豆、蓮根など、使う食材に意味があり、願いが込められています。
「潮汁」・・・魚や貝を具として、塩で味付けしたスープです。「蛤のお吸い物」を作ったという話は、毎年子ども達から聞きます。貝類には、人間関係を良くしてくれる効果があるそうですよ。
お子さんに、お手伝いをさせながら作るお料理は、日常的に是非取り組んでいただきたいことですが、なかなか時間を作るのが難しいのですね。なので行事の時だけでも、お楽しみとして経験させると良いです。今は、お母様にとっては「受験の為に」という感覚かもしれませんが、子どもにとっては、そのようなことは関係ありませんので、ステキな思い出となって記憶されます。
では、続けていきましょう。
「桜餅・草餅」・・・春の代表的なアイテムとしての「桜」、そして春に芽吹く「よもぎ」で、季節のパワーをチャージすることができます。桜餅の葉っぱは、食べられることも覚えておくと良いですね。(因みに柏餅の柏の葉っぱは食べられません)
「菱餅」・・・ヒシの実をモチーフにしたひし形のお餅ですね。ヒシの実は、繁殖力が強いので、子孫繁栄や長寿の願いを込めて、ひな祭りに飾ります。
また、菱餅の色の「緑」は健康、「白」は清浄、「桃」は魔除けの意味があります。
「白酒・甘酒」・・・お酒には邪気を払う作用があります。神様にお供えすることでも有名ですね。
このような行事に関係する食材を頂く時には、「どうせ、すぐに忘れてしまう」と思っても、必ず意味をお話しながら、ゆっくり丁寧に味わって下さいね。
「桃の花を飾る」・・・桃は、邪気を払う魔除けの花と言われています。その場を浄化して、運気を変える作用がありますので、是非、良い春が来たことを感じながら飾って下さいね。
因みに花言葉は「チャーミング」「気立ての良さ」などがあり、女の子にぴったりですね。
いかがでしたでしょうか?
もう既に準備が整っているご家庭も多いと思います。または、「そんなにいろいろ準備できないわ!」って方もいらっしゃるかな?
全部できなくても大丈夫です。
・お子さんが園で作ってきたお雛様を飾って、桜餅を食べる
・桃の花を飾って、折り紙でお雛様を折ってみる
だけでも、ちゃんと参加できてますからね。
是非、お写真を撮って、記憶に留めて下さい。
また、日本の行事は、邪気を払い、運を上げる祈りが込められていますので、ご家族皆さんで丁寧に経験し、大切に過ごすことをお勧めします✨