ブログ

『行事を経験させましょう』

2022/12/21(水)
 今年も残すところ10日となりました!
なんと💦年々、1年が早くなります。ついこの間「寅年になりました~おめでとう」とご挨拶したばかりのように感じる私です。

カウントダウンが始まったとは言え、明日の冬至・クリスマス・大晦日と、まだ大きな行事が残っていますので、今回は、
「行事を大切に経験させていきましょう」というお話をさせて頂きます。

小学校受験のペーパー学習を始めるとわかりますが、「常識」という分野に「季節の行事」が必ず出てきます。基本は、日本の行事ですが、クリスマスの他にもバレンタインデーやハロウィン等、海外由来で独自の発展を遂げた行事も入っていますね。

日本の季節は「二十四節気」に基づき一年を大まかに4つに分けて「春・夏・秋・冬」としています。それに基づき、日本には古くから伝わる伝統行事が多々あり、そのほとんどが願掛けや縁起を担ぐ意味を込めた伝説や逸話が残っていますので、子ども達に「物語」として興味を持たせながら、伝えることができます。また、季節に因んだ行事食を食べることも多く、食を通じて子ども達に日本の文化を印象付けることができる絶好のチャンスになります。

ただ、育った地域や環境によって、多少違いもございますので、お母様世代が行事に詳しくないと、取りこぼすことがあるようです。
でも、ご心配なく!幼児向けの「日本の伝統行事・行事食」や「親子でたのしむ日本の行事」など、参考になる本が出ていますので、お子様と一緒に観ながら、行事を楽しんでください。

早速、明日12/22の「冬至」の行事を楽しんでみましょう
冬至は、1年で最も昼の時間が短く、夜の時間が長い日になります。昔の人は、生命の象徴である太陽の力がもっとも弱くなる日であることから、「死に最も近い日」と恐れていたそうです。ですが、この日を境に日照時間が長くなっていくことから「一陽来復」といって「運が大好転する日」であるとも考えられてきました。
何事も、受け取り方ですね(笑)

 日本の行事とおもいきや、「太陽の出る時間が延びていく」季節の折り返し地点であるので、世界共通に訪れます。天文学が発達していたメソポタミア文明の暦や中国の暦では、「冬至」やその前後が「新年の始まり」とされていたこともあったようです。
では、その冬至を経験してみましょう。

 冬至に「かぼちゃ」を食べることは、ご存じですね。
夏に収穫されるカボチャを、冬至に食べるのはなぜでしょうか? 冷蔵保存の技術がなかった昔でも、カボチャは常温で比較的長く保存が可能だった為、冬に食べることができたそうです。また、ビタミン・ミネラル・カルシウム・食物繊維などがバランスよく含まれ、「風邪を予防できる食材」と言われ、これから寒くなる冬至にぴったりの行事食になりました。

冬至に「『ん』がつく食べ物を食べる」というのは、最近知ったのですが、
「運がつく」ということで、冬至に食すると良いそうです。特に「ん」が2コつくものは「冬至の七種」と呼ばれ、
なんきん(南瓜)・うんどん(うどん)・にんじん・れんこん・ぎんなん・きんかん・かんてんがあります。つい、制覇しようと思ってしまいますよね(笑)
そのほかにも「冬至粥」(小豆粥)を食べて、厄を払い運気を呼込むということもあるそうです。

 そして「柚子湯」に入る
これは江戸時代の銭湯で「催し湯」の一つとして始まったそうです。運を呼び込む前の邪気払いとして、また、「冬至」=「湯治」、「ユズ」=「融通」という言葉を掛け合わせて、物事が滞りなく上手く運ぶようにという願いが込められています。
柚子湯に入ると、血行促進して冷え性を改善したり、体を温めて、風邪予防になります。また、ユズの皮に含まれるクエン酸やビタミンは美肌効果もありますので、親子でゆったりとバスタイムを楽しむことができそうですね。

今回は「冬至」を取り上げてみましたが、日本の伝統行事は、調べてみると「邪気払い」や「運を上げる開運アクション」である場合がほとんどです。
なので、ご家族の幸せを願って、子ども達の健やかな成長を願って、ご自分の開運も願いながら、積極的に行事について調べ、お子様と一緒に参加するようにすると、幸福が舞い込んでくると思いますよ。

お母様がワクワクしながら取り組むと、お子様にも良い記憶として残りますからね!
【お知らせ】
先日「緊急」でお知らせしました、このサイトで販売している小学校受験ペーパー対策『beetest』3か月分(計6回)をプレゼント!の企画、あと3日で受け付け開始です!
💮12月24日(土)クリスマスイブに受付開始します お見逃しなく💮